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2013年6月 3日 (月)

南部諸民族州

6泊7日で、エチオピア南部の諸民族を訪ねる旅行に行きました。
隊員4人でランドクルーザーをチャーターして全部車で回ります。

南部が、アジスアベバから車で10時間と遠いことと、
民族の村がそれぞれ20km~100kmと、遠く離れてるので、
車で回っても、1日に、一つか二つの村しか見れない。
だから、たくさん見るために、日本人にしては長い旅行になりました。

日本では一番有名な、唇にお皿をはめた民族ムルシの村を訪れました。


Murusi

観光客は、ムルシの人ひとりにつき5ブル払えば写真を撮れます。
だから、ムルシの人はみんな選んでもらえるように着飾ってます。
「選ぶ」システムに、ちょっと引いてしまって、ほとんど写真撮れませんでしたw

ちなみに、日本ではムルシ族の人気があるけど、
他の国の人では違うらしい、とガイドから聞きいました。
国によって、違うというのは面白いですね。

マーケットには、自分たちの作った作物や家畜を売ったり、
服などの生活用品を買ったりするので、いろんな民族が集まります。

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出会いの場でもあるらしく、普段はTシャツジーパンで生活していても、
マーケットに来るときには伝統的な服装をするんだそうです。
普段から伝統的な服着てるのは、観光客が訪れることの多いムルシ族くらいだとか。

ところで、
民族の村をいくつか訪れましたが、自分のイメージとは違いました。

草も生えないような土だらけの場所に、
ポツンと藁ぶき円錐形の屋根の家々が現れる、
というのがイメージだったのですが・・・。

まず、南部の緑の多さにびっくり。これで乾季なんだそうです。
もちろん、土が見えてるところも多いのですが、思ったよりも緑がありました。

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干上がってる川も多いのですが、干上がってないところもあり、
そこから水を汲んできて、生活用水に使ってる(のかな?)

20130530_3398

家は確かに藁ぶき円錐の家なのですが、
民族によっては、それに加えて土壁の家も最近は建ててるそうです。

20130602_4009


さて、ムルシ族以外にも、自分が好きだった民族を二つ紹介します。

まず、アリ族。

私のイメージとは違いましたが、ほのぼのとした感じが好きでした。

こじんまりとした集落で、メインの大通り?がずっと続き、その両脇に家々が並びます。
それを通り過ぎると畑が現れ、一番奥に学校があります。
写真では上手く表せませんが、この街並み(村並?)が好きでした。

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次は、コンソ族。

これまでの、私の南部諸民族に対するイメージを覆してくれた民族です。

伝統的に、(誰から習ったわけでもないのに)段々畑を作って農業をし、
一つの畑には、コーヒー豆、メイズ、ソルガムなんでも混ぜて植えて不作に備え、
雨水をため池に貯め、それを灌漑で農地に回し、
とれた作物は、必要な分だけ売って、余りは家族ごとの倉庫に貯め、
干ばつが来たときは、倉庫にあるものを食べるから、食糧援助は不要!

コンソ族のガイドさん(でも、Tシャツジーパン)が、自慢げに話してくれます。

なんか計画的ですね。
放牧にしろ、農業にしろ、運を天にまかせるようなのが普通だと思ってました。

村の様子は、昔近隣の民族との抗争に備えていたため、
伝統的に山の上の方にあり、長崎も顔負けのくねくね坂道。
村全体は、石垣で囲われ、各家は木の枝の壁で仕切られています。
入り口は小さく、夜間は棒でバリケードをします。

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各村には、広場があり、そこには大き目の建物があります。
広場には、村ができてから何年経つかわかる木があったり、
成人男性と認められる儀式で担ぎ上げる石があったりします。
(この石、重くて、私は持ち上げられませんでした)

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建物は、警備のために村の若い衆が寝泊りする場所でもあり、
村の外から知り合いを訪ねてきた人が、
夜遅く着いたときなどは、ここに泊まって、
翌朝明るくなってから、知り合いの家を探したりするんだそうです。

道にはゴミがほとんど落ちておらず、とても清潔です。
アジスみたいに、ぽいぽいゴミを捨てるのとは大違いです。

コンソは2011年に世界遺産(文化遺産)に認定されたんだそうです。
伝統を守りながらも、援助に頼らず、村内の助け合いで生活していけてる。
納得です。

(後で聞いたら、農業用数には水道水も使っていて、
 水道代は政府が払ってくれてるそうですが・・・w)

エチオピアの、また違った面が見れて、行ってよかった旅行でした。

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コメント

ムルシの人の写真、ポーズも着こなしもすごくかっこよくて、まるでプロのモデルさんみたいだね^^

コンソ族の村の話、興味深く読みました。
日本の昔の山奥の村のような暮らしなんだねぇ~☆

FUKUUちゃん、そうだね。
コンソ族、「もののけ姫」の世界をちょっと思い出したよ。

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