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2012年7月

2012年7月30日 (月)

HOPE Enterprise

雨季にできること、ということで、
HOPE Enterpriseという施設を訪れました。

ここは、
ストリートチルドレンや、小さな子供のいる母親たちに、
ご飯を出している施設です。

朝は子供たち。
今日は50人くらい。ご飯は、パンとバナナと牛乳でした。

昼は母親とその子供たち。
今日は300人くらい。インジェラと豆のシチューでした。

系列の施設がいくつかあるようで、違う場所では、
男性だけ700人くらいにご飯を出しているそうです。

街で見かける
靴磨きの少年や、物乞いをしている母子、
ガムを売ると見せかけてスリを働く子供たち。

彼らは、ここに、ご飯を求めて来ています。
ご飯の配られる随分前から来始め、待っています。
この施設に来ている間は、普段の仕事(?)の顔は見せず、
話をしたり、子供たちは遊んだりしています。

私は普段、子供と触れ合う機会がないのですが、
現地訓練のホームステイ先で一緒に遊んだ子供たちを思い出しました。
今日会った子供たちは、彼らと変わらないように見えました。

彼らは、ご飯が終わるとすぐ施設を後にして、自分たちの場所へ帰って行きます。

この施設では教育は何もしていないのですが、
子供たちの中から、何人か選ばれ、
学校に通ったり、職業訓練を受けたりすることもあるようです。

この先、彼らはどうしていくんだろう?
街で見かける度に、自分にはどうしようもないとわかっていても
思ってしまう疑問でした。

この施設に来たからと言って、その疑問が解決するわけではありません。
が、どうしても来たい場所でした。

今日は、メインはご飯を配る手伝いをして、
それ以外には、ちょっと子供たちと遊んだり話したりしただけでした。
次に行った時は、お母さんたちと、もっと話をしたいと思いました。

2012年7月28日 (土)

再会

昨年のいまごろ、私は日本でアムハラ語教室に通ってました。

過去のエチオピア協力隊隊員が、東京でアムハラ語教室を開いて、
短い間でしたけど、その教室に通ってました。

同じ時期に教室に通われてた方が、アジスアベバに来ていて、久しぶりにお会いしました。
エチオピアで革製品を作って、日本で販売するビジネスをしています。
とってもエネルギッシュな方です。

自分も頑張ろう~、と元気をいただきました。

会社のホームページです。
http://www.anduamet.com/

とっても皮の質がいいんだそうです。
羊の皮で作られた製品はとっても柔らかい手触りで、皮製品のイメージが全く変わりました。

2012年7月25日 (水)

発展=幸せ?

興味深いURLを教えてもらいました。

リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)

このURLでは、
世界全体が「現在の先進国を真似て」発展することが、
本当にその国の国民にとって幸せなのか?を問うています。

世界全体が経済的に発展し続けることは、理論的に可能なのか?
といつも疑問に思っていました。
(経済には詳しくないので、その設問自体が妥当なのか、よくわかりません(汗)

ですが、このスピーチを読んで、「発展する」と一口に言っても
いろいろな観点があるんだなぁ、と感じました。

2012年7月23日 (月)

傘が戻ってきました

ドミの近くにカフェがあります。チーズケーキがおいしいんだそうです。
(まだ食べたことないです)

そのカフェでお茶をしました。
帰りのミニバスに乗った時、折り畳み傘を持っていないことに気づきました。

たぶんカフェに忘れたんだろうなー、と思いつつ、取りに戻るのも面倒に思えて、
傘はあきらめました。

翌日の朝、ダメ元で、カフェに行きました。

「昨日、ここに傘忘れたんだけど・・・」
「これ?本当にあなたの?」
「そう!それ!ピアッサで買った。Made in Chinaで」
「いくらだったの?」
「○○ブルで・・・」
「あっらー、高かったわね!はい、どうぞ。」
「バタム、アムセグナッロー!」
「チップは?(笑)」

チップは冗談だったんですが、傘を取り置いてくれてました!感謝です!

エチオピアでは、学校で机の上に何気なく置いておいたペンがなくなるのが当たり前。
傘が戻ってくるとは思ってもみませんでした。

うーん、傘が返ってくることもあるのね。
ほんっとうに驚きでした。

2012年7月22日 (日)

次長の送別会

私たちがエチオピアに来た時からお世話になっている、
JICA事務所の次長が日本に帰国されることになり、
今日はドミで送別会がありました。

隊員による出し物もあり、お腹がよじれるまで笑いました。
私は見る側専門。

次長は、みんなの頼れるアニキなんだな、てのを改めて思いました。
本当にお世話になりました!

2012年7月21日 (土)

首相が病気

エチオピアのメレス首相が病気だそうです。
57歳。病気の種類は発表されていません。

先週末エチオピアでAUサミットが開かれたのに、
首相が出席しなかったため、発覚したようです。

今は退院して療養中だと発表されていますが、
野党は違うんじゃないかと言ってるようです。
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/ethiopia/9409417/Meles-Zenawi-Ethiopian-prime-minister-critical-in-Brussels-hospital.html

↑の記事では「Mr.Zenawi」と呼ばれていますが、
エチオピアではFirst Nameで「Mr. Meles」と呼ぶのが普通なので、
「へ?誰それ?」と一瞬思ってしまいました。
First Nameを呼ぶのが普通なのは、Last Nameはお父さんの名前だからです。

エチオピアは民主主義の国ですが、
一人の人間が20年も首相を務められる国でもあります。

そんな国で、もしも首相が引退するとなったとき、
混乱がなければいいのですが。

同僚と久しぶりに会った

久しぶりに学校での活動のことについて書きます。

2週間ぶりに同僚と会いました。
雨季の過ごし方と次年度(9月中旬始まり)に何するか、について話をするためです。
同僚は、雨季は週末しか時間がとれず、土日にしか話ができないのです。

活動計画の立て方は、一人で計画立ててから協力者を募って・・・というよりは、
この同僚と、何がこの学校にとって良いか?という議論をしながら計画を立てて行こうと思っています。

話を進めていくのに、ここまで大きな苦労はないです。
この同僚は、ボランティアの受け入れの意味について、自分なりの考えを持っていて、
それが私の考えとほぼ同じだからです。

 ボランティアを一人の先生として使うと、教師一人分の給料が浮いて、
 短期的には学校はうれしいかもしれない。でも、来年度末にはKは日本へ帰ってしまう。
 そのとき、一人の先生として扱っていた場合、学校には何が残るの?何も残らない!
 次の一年間は、Kの持っている知識を他の先生に移転することに集中するべきよ!
 それが、日本から来ているボランティアがこの学校に残せる「価値」よ!
 そういう風にね、校長に訴えておいたから。
 次年度はKの持つクラスはないか、あっても一クラスのはずよw

「次年度の私の活動について話をしたいんだけど」と言っただけで、
上記の内容を、ばーーーーーっと話してくれました。
私の話すことは何もありません(笑)

どうして同僚がこういう考えを持つに至ったかというと、
これまでこの学校で受け入れた二人のボランティアを見ていて、
「一先生としてボランティアを使うのはもったいない」と感じていたからだそうです。

(これまでのボランティアの方が、どういう方針で活動されていたかはわからないので、
 あくまで、この同僚の感じ方です)

これって、何人目かのボランティアである、ということのメリットの部分かなぁ、と思いました。

さきほど、「大きな苦労はない」と書きましたが、小さな苦労はいっぱいあります。
時間と約束に関する感覚の違いです。先のことについて詳細を考え始めるのが遅い、というのもあります。
私の感覚からすると、さっさと計画を立てて早く始めようよ!とついつい思ってしまいます。

それでも、大分こちらの感覚に慣れてきました。
(それでいいかどうかは別の話ですが!)

雨が激しく降ってたら、やむまで30分でも当たり前のように待てます。
会う約束をしていても、都合が悪くなったら、簡単に電話で日程変更をお願いしちゃいます。
30分くらい待ち合わせ相手が遅れても平気です。時間の潰し方が上手くなりました。
何日か前に会う約束をしたら、当日、相手が家を出るくらいの時間に電話をして、今日来るよね?と確認するのに気が引けなくなりました。
そのことは1か月後に考え始めましょう、と言われても理由もなく不安に思ったりしなくなりました。
できることは予めやるけど、できないことはできないので仕方ないです。

雨季休み中は、1週間に1回くらい会って、同僚の知識向上に協力することにしました。
平たく言うと、同僚の技術的な質問に答えまくります(笑)
技術的な問題にぶち当たった時に、どういう風な解き方をするか、というのを見せることで、
こういう仕事の仕方があるのか、と思ってくれればなぁ、と思っています。

次年度の計画については、学校の設備や授業の方針等がどうなるのか、今はわからないので、
雨季中にできることはない、という結論になりました。

次年度のことを年度が始まってから考える、というのは遅いんじゃない?と思ってしまいますが、
毎年こうだというので、今年はそれに則ってやってみることにします。
インターネットが入るという噂もありますが、それだって新年度までに工事が終わるかどうかわからないしね。

学校での活動の当面の方針が決まって、やる気が出てきましたhappy01

2012年7月20日 (金)

学校向け教育番組の撮影

エチオピアの理数科教師の隊員が、高校向けの教育番組を作っています。

内容は、いろんな理数科の実験をする様子を見せる、というもの。
これを見れば、学校に実験器具がなくても、
生徒たちが実際の実験を見れるというわけです。

エチオピアの高校にはプラズマシステム、という中央からの番組配布システムがあります。
中央からスケジュールに従って流される番組を、
高校の各教室に配置された大きなプラズマテレビで放送します。
そして、これが授業なんです。

隊員が作っている実験番組は、授業ではないので、
授業の合間の休憩時間や昼休みに流すんだそうです。

ちなみに、プラズマで流す授業は南アフリカで制作されたものを輸入しているとか。
自国の教育教材を、まるごと外国から買っていることに、とっっっっても驚きました。

今日は、隊員が作っている実験番組の撮影があるというので、
見学させてもらいにいきました。

撮影スタジオは、教育省?の建物の中にありました。
照明、テレビカメラ、調整室などひととおりのものが揃っています。
主な機材は、全部Panasonic製でした。

スタジオの入り口は防音扉じゃないし、天井からは雨漏りがして、
雨季特有の土砂降りになれば、雨の音がうるさいので撮影待ちになります。

そんな環境でも、ディレクターさんはアツい!

カメラ2台で、引きとアップを切り替えながらの撮影です。
 CAM1手元へ寄る!そう!いいね!
 ここで切り替え!
 そこじゃない!何やってんだ!ビンのラベルを映すんだ!
と言う感じで怒鳴っていました。
(アムハラ語なので、セリフは推測w)

教育番組の撮影でここまでアツくなるものなのねー。

今日の題材は「Food Testing」。
食品中に、グルコースやでんぷんがあることを確認する実験です。

タメにもなって、楽しい番組でした。

撮影風景。
20120720_5337

すぐ横にある調整室
20120720_5388


2012年7月19日 (木)

熱湯消毒

ここ2週間ほど、腕、足にノミ・ダニに噛まれた痕が多数あり、
かゆくてしかたありません。

何日かに1回、ばばっと噛まれて、かゆみが続き、
また数日たって、噛まれる、の繰り返し。

噛まれたたびに、来ていた服は洗濯へ。
噛まれた付近は石鹸で洗い流します。

朝起きたときに、噛まれた痕が増えていたのは、
シーツか寝間着にノミ・ダニがついてたんでしょうね。
これも洗濯です。

昨日は、また派手に腫れたものが発見されました。
痛くはなく、ただかゆいだけなんですけどね。

「それって、もしかして南京虫なんじゃない・・・?」

という指摘を受け、シーツを熱湯消毒することにしました。

バケツに沸騰させたお湯を入れてシーツを突っ込む。
しばらく浸したあと、シーツを洗濯です。

明日の朝起きたときに、噛まれた痕が増えてないといいな~。

ちなみに、ネットで南京虫に噛まれた痕の写真を見てみました。
うーん、説明を読んでも、私の皮膚の状況とは違うようです。
よかったー。きっと南京虫じゃなくて、ただのダニかノミだ。

・・・。いや、全然うれしくなかった。

2012年7月17日 (火)

フィダル講座

隊員が先生となって、フィダル講座が実施されました。
フィダルとは、エチオピアの言語アムハラ語を書くための文字です。

この講座は、フィダルの手書きでの書き方を教えてくれるものです。

エチオピアでは日本でいう「習字」や「書き方」という授業はありません。
ということは、、、手書きの文字はどう書いても自由!ということ。

書き始める位置も、画数も、形すらも自由です。
他の文字と区別できればいいでしょってくらいに自由です。
つまり、手書きのフィダルと、印刷文字のフィダルは全然別物!ってことです。

ですが、なんとなく手書きの書き方傾向はあるみたいです。
それが最初は全くわからないので、フィダルを読めない・書けない!

そこで、この講座では、教える隊員自身の書きやすい書き順を教えてくれます。
日本語の「書き方」を小さい頃から身に付けてきている、同じ日本人が教えるので、
日本人にも書きやすい書き順な気がします。

フィダル講座は新隊員さん向けなんですが、
私が新隊員ころ(半年前)、たまたまこのフィダル講座が開かれなかったので、
今回、新隊員さんに交じって受けさせてもらいました。

基本形だけで、子音34個×母音7個=238文字あります。

先生役の隊員と一緒に、全部の文字を書いていきました。
ところどころ、文字の形や書き順の注意点を聞きながら。

自分ひとりだと、これでいいのかなぁ、これでちゃんと通じるのかなぁ、
と不安になってしまって、途中で投げてしまってたので、
先生と一緒にひととおりの文字をかけて良かったです!