2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 剣道のデモンストレーション | トップページ | 先輩の職場見学(職業訓練生産センター) »

2012年5月30日 (水)

オルターナティブトレード

エチオピアで活動しているエチオピア・ハンドメイド・プロダクツ委員会(CEHP)の勉強会に参加しました。

この団体は、エチオピアで生産しているものをマーケットに乗せて売ることで、
その利益を生産者に還元し、所得向上を図る、という活動をしています。

商品はコーヒー豆(本物を乾燥させたもの)を使った携帯ストラップやネックレス、
ショール、パスポートカバーなど幅広いです。

20120531_3911

フェアトレードの一種だと思うんですが、生産者への資金的な援助はほとんどなく、
商品が売れた利益から、団体の経費も生産者への利益還元もできているとのこと。

すごいなぁ、どうやってやってるんだろう?

これが興味を持ち始めた出発点でした。
フェアトレードの商品を購入したことがありましたが、明らかに支援している人たちの持ち出しが多く、
商品も「○○という地域で、××の部族の人たちが作った」ということが価値の多くを占めるようなものでした。

そこで、CEHPの勉強会があると聞き、参加させてもらいました。

勉強会自体は、次の商品開発のための企画会議&できあがってきた商品の袋詰め作業でした。
ですが、その間いろいろお話も聞かせていただきました。

 CEHPがやりたいと思っているのは、エチオピアの生産者が作ってそれを売る、というビジネスにすること。
 既に先進国で確立されている方法やルートでは無理だから、それとは違うやり方で売れるようにしていくビジネス。
 (オルターナティブトレードと呼んでいるそうです)
 生産者とマーケットをつなぐ。ビジネスだから利益を出す。

これは、自分にとっては衝撃的な考え方でした。
資金を援助したり、ビジネスにならないものでも、アフリカで作ったものを先進国で売っていく、そういう形の支援だと漠然と思ってたから。

どうやってビジネスにするかというと、
マーケットで売れそうなもの、自分たちが買いたいと思えるものを生産者に提案し、作れるよう技術指導をし、作ってもらって、それを売る
ということをやっているんだそうです。

これまで、私も、CEHPが扱っているいくつかの商品を購入しました。
義理やお付き合いではなく、単純に「いいな、これ欲しいな」と思ったから。
でも、そう思えるような商品をエチオピアの生産者に作ってもらう、って大変なことですよね・・・!

これは今日買ったショール。以前からこういうの欲しいと思ってたんだけどいいのがなかった。
今日、出会ってしまいました(笑)
Photo

ここまで来るには大変な苦労があったんだろうと思います。
ボツになった商品はたくさんあったそうですし、技術指導もアフリカならではのノウハウがあるんだそうです。

そうやって作られた商品(「作品」と呼んでます)が実際に売れると、生産者も自信が持て、
売れるものを作って行こう、という意識になるんだそうです。

一番良くないのが、消費者が欲しいと思うような商品じゃなくても、質が悪くても、
どこかのNGO団体が全部買い取ってくれる、という状態だそうです。
生産者がマーケットを意識しなくなる、NGO団体が手を引いたら収入がなくなる。持続しない活動だから、と。

お話を聞きながら、生産者、消費者、支援団体の三者がWin-Win-Winの関係になれる方法ってあるんだな、と新鮮な思いになりました。
また、CEHPに参加している方々が情熱的に語られるのが印象的でした。

CEHPのホームページです。
http://africa-rikai.net/CEHP/index.html


« 剣道のデモンストレーション | トップページ | 先輩の職場見学(職業訓練生産センター) »

2012年5月」カテゴリの記事

エチオピア生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 剣道のデモンストレーション | トップページ | 先輩の職場見学(職業訓練生産センター) »