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2012年3月 1日 (木)

赴任1週間目終了

さて、今日で赴任1週間目が終わりました。
明日はVictory of Adwa(イタリアとの戦いに勝った日)ということで祝日でお休みです。

今日の予定は、同じG11を教える先生の授業見学と、
ラボにあるPCのリストを作りながらPC修理。

さて、午前中は2つの先生の授業を見学しました。
二人とも同じG11を教えてるんですが、
先生によって教え方や進み具合が全然違いました。

二つ目に見学した授業では、生徒が遊んで大変でした。
真面目にやってる生徒は真面目だけど、
PCで遊んで若干妨害してるっぽい生徒もいました。

授業の見学では、先生の教え方を勉強するつもりだったんですが、
生徒が何をしているかということも、ちょっと見ることができました。

PCの使い方を本当に勉強したい生徒から
ただ、PCで遊んだり、おもしろいと思ったことをするだけという生徒まで
いろいろいるんだな、と。

PCで遊ぶというのは、例えば、
画面の「コントラスト」というのが通常は50%なんですが、
これを0%にしてしまうと、画面が全体的に黒くなって見えなくなります。
4台ほど、この設定がいじられてたことがありました。

今日見たのは、PCによっては画面を90度横に回転させたりできるんですが、
その設定をしてから「先生~、変になっちゃったよー」と言ってみたり。
生徒は自分でわかっててやってるんですね。

教室コントロールの難しさを、また垣間見ました。

授業見学の後は、
自分が担当することになるG11のクラスを良く知ってる先生に、
前期でどこまで進んだのか、後期は教科書のどこを進めなければいけないのかを
教えてもらいました。

この辺が授業一回分、次がこの辺、授業ではこんなプリントを用意して演習させればいいよ、
と、授業の内容や準備についてもいろいろ教えてくれます。
すごい準備してるんだなーと思いましたが、先生によるような気もします。

ただ、後期全体の授業計画を立てないと、後期試験までに全部終えることができるか不安なので、
週末にレッスンプランを作って、月曜日にチェックしてもらうことをお願いしました。
先生たちが、後期全部のレッスンプランを作ってるかどうかも知りたいし。
実際にものを見てもらえば、それもわかると思います。

あまりにも私が準備に時間をかけているように見えるのか
「大丈夫、easyだよー」と言ってくれました。
確かに。実際に授業を持つ前に2週間くれ、なんて時間かけ過ぎかもしれません。

とは言っても、先生たちは何年も同じことをやってるから、楽だと言えるんでしょうね。
最初の年でもそうだったんでしょうか?
どうやって教え方を学んできたのか、機会があれば聞いてみたいです。
この国の先生がどうやって学んでるのか興味あるので。

また、派遣前訓練でやったようにプレゼン資料を使って授業をするのか、
こちらの先生がやっているようにほとんど口頭で説明+板書+操作を見せる、にするのか、
ちょっと悩んでます。

授業で使える設備に合わせるんだろうな。
プレゼン資料が使えたら、慣れてるから授業楽なのになー。使えないよな。。。

授業について教えてもらった後は、
前日にチェックしたPCの修理を、この先生と一緒に試みました。

この先生はPC修理の知識が結構あるので、私の助けはほとんどいらないのですが、
ハードディスクの「メインぶーとレコード」のウィルスを駆除する方法を教えてほしい、
とのことで、その方法を教えることに。

この修理にはフロッピーディスクを使うので、
フロッピーディスクにファイルをコピーしようと、
この先生のラボにあるPCにフロッピーディスクを挿入しました。

すると、フロッピーディスクが取り出せなくなりました。
取り出しボタンを押しても、うんともすんとも言いません。
手をつっこんで取り出そうとしても出てきません。
このPCのフロッピーディスクドライブは使ってはいけなかったようです。

昨日、ハードディスクを壊してしまったのに引き続き、
今度はフロッピーディスクを一つPCから取り出せなくしてしまいました。

こんなところで時間を取られるとは思ってませんでした。
思いもかけないところで修理に時間がかかってしまいます。

フロッピーディスクはまた買ってくることにして、
それ以外にも修理方法がないか、調べることにしました。

学校にはインターネットできる部屋があります。
ネットスピードは非常に遅いらしいですが、それでも、
学校にいる間に調べ物ができるのはありがたいです。

この先生にインターネットルームへ案内してもらい、ネットを使うことに。
25台くらいPCがあります。いいじゃん。こんなにたくさんある。すごい!

と思ったのもつかの間。

2台だけインターネットできるPCがあるらしく、それは既に他の先生が使ってます。
それ以外のPCは、どれもネットワークがつながってないようです。
PCを起動してブラウザ(Inernet Explorer)を立ち上げてみると、
ネットワークにつながらなあい、という状況です。

調べ物ができません。
10分くらい、他の先生が使い終わるのを待ってみましたが、終わる様子なし。
学校で調べることはあきらめて、帰ってから調べることにしました。

フロッピーディスクドライブのついたPCはあるのに、使えない。
インターネットルームがあるのに、インターネットできない。

設備はあるように見えるのに実際は使えない。
しかも、使えないことが、使ってみないとわからない。

言い換えると、PCを修理するための設備や情報の入手に時間がかかる、
または入手できないかもしれない、ということです。

これは、私にとって、というだけなのかもしれません。
どのPCが信頼できて、どのPCがインターネット使えるのか、は、
わかってる人にはわかってるのかもしれません。

いつまでに修理しなきゃいけない、とか、
修理できないと緊急に何かが困る、という状況だと
非常にストレスのたまる状況だと思います。

そういう約束が今のところないので、
なるほど大変な状況だなー、で終わってますけど。

先生たちは、別に気にすることはないよ。
別にどうってことないから、って感じでした。
壊れてるPCがあるから困るんだよね、といいつつも
仕方ないね、という感じでもあるんですね。

さてさて、午後は担当しているラボのPC修理の予定でした。

が、IT部門のオフィスに、これまであんまり話したことのない
女性の先生を発見。PCでゲームをやってるので暇そうです。
次の授業までの空き時間の暇つぶしをしているようです。

PC修理も大事だけど、コミュニケーションできるチャンスを逃したくない。
早速話しかけました。

PC持ってる生徒はいるの?という質問をしてみたところ、
なんだか、難しい話になりました。

収入のあるおうちの生徒は持ってるけど、収入が低い生徒は持ってない。
ここは政府系の学校。つまり授業料が安い。
収入の低いおうちの子が通ってることが多いそうです。

この先生は、大学でソフトウェア工学(私が会社で所属していた部署の研究分野!)を
専攻していたそうですが、3人に1台くらいしかPCがなく、
プログラミングの理論は学んだけど、十分にプログラミングするチャンスがなかったそうです。
興味はあったけど、環境的にできなかった、と。

さらに、先生は給料が低いので、PCを買うことはできない、と。
PCを持ってないので、自分で学習するチャンスもない、と。

「日本では、大学で一人1台のPCがあって、卒業したら自分用のPC帰るんでしょ?」と
聞かれました。

こんな時、どう答えてよいのか困ってしまいます。
私が大学の時、授業外ではそんなに台数なかったですが、授業中は一人一台でした。
私が最初にPCを購入したのは大学在学中でした(両親から資金援助してもらいましたが)。
プログラミングに興味はなかったので、別の用途に使ってましたけど。
確かに、プログラミングを勉強するには、すごく恵まれた環境ですね。

でも、そうです、と言ってしまうと、
「あなたたちは、環境が良くないから学習するチャンスがない」と言っているようなものです。

私にできることは、
この国の、今の環境を変えることではなく、
今の環境のままであっても、学習できるチャンスを広げる方法を
(必要とする人には)伝えることなのかも、と思いました。
伝える相手は、生徒だけではなく先生も、です。

もちろん、環境を変えるチャンスがあれば関わっていきたい。
でも、環境が変わらなくてもできることはあると思うし(まだ全然わかりませんが)、
現実問題としてそれがすぐできることです。

でも、必要としてる人っているんでしょうか?
思ってたよりもやる人は自分でやってるし、遊んでる生徒はいるし。
たった4日間だけでは、見えてないこともたくさんあるんでしょう。

最後の1時間は、PC修理を進めました。

とはいっても、修理をしていくよりは、ラボにあるPCの全部をチェックすることにしました。
その後、すぐ修理できるものは修理して、使えないPCは長期戦で修理することにしようかと。

その他に、このラボでいつ授業をやってないのかを知らなければ、
計画的にPC修理をすることができません。ITヘッドは知ってるんでしょうか。
まあ、まずは来週にでも聞いてみましょう。ITヘッドは今日はお休みですから。

PC修理に非常に興味のある先生に話を聞いたところ、
「A+」というコンピュータ関係の資格のトレーニングを受けた先生が
二名ほどいるけど、その情報を共有してくれない、と。
授業が全部終わる午後3時以降にでも、週何回か30分ずつでもやってくれれば
PC修理の知識が他の先生にも共有できるのに、とのことでした。

「A+」は、私が日本でPC修理の講習をJICAから受けた時に使ってた副読本です。
先生たちの中で同じ情報を持ってる人がいるとは、驚きでした。
情報は思ったよりも届いてるんだなー。さすがアジスアベバ。

私はこの本とGoogle検索を頼りに、学校のPC修理をしてるわけですが、
同じ情報を彼らも手に入れれば、同じくらいに修理できるんでしょうか。

来週からは、行き当たりばったりもいいけれど、もうちょっと大きな計画を立てよう。
そして、ITヘッドとこれを相談しよう。
勝手に計画立てるのはいいけど、計画を立てることの意味とか、
話し合いとかってできるんだろうか?そういう文化あるんだろうか?
という不安が今のところありますが、まずは言ってみるか。

というわけで、来週の目標です。
目標を公開するの、恥ずかしいですね(笑)

「今の環境のままでも、学習できるチャンスを広げる活動をす&それを見せる」
1.担当ラボ内のPC稼働率を上げて、授業中に多くの生徒がPCに触れるようにする
 (遊ぶ生徒を減らす&いい授業ができない言い訳にしない)
 ・担当PCラボの空き時間(=PC修理できる時間)を知る!!!
 ・自分の担当PCラボの動作チェックをして、PC一覧を作る
 ・長期計画で修理が必要なPCを特定する
 ・PC修理のための講習資料を、草の根的に興味のある人に見せながら修理を進める
  →じわじわと情報を出した方がいいのか、全体への講習を先にした方がよいのか悩み中
   口頭での修理伝授だと1対1にしか伝わらない。効率悪いので資料を使いたい。
 ・稼働するPCにアンチウィルスソフトをインストールする
2.現行教科書に沿った授業を提供する
 ・受け持ち予定のクラスの後期レッスンプランを、G11の他の先生+ITヘッドと合意する

今週理解した、学校での時間の使い方からすると、
朝8時に学校行ったとしても、学校を出るのは14時とか14時半。1日6時間くらいしかない。

体が資本!なので、今のところは、朝今より早く起きるのは無理。
帰ってから夕飯作ったりとかあるので、今は14時半とかで帰るのがちょうどよい。
もっと慣れてきたら、もうちょと学校に長くいられるかな。

6時間からお昼ごはんの時間とか、他の先生とのお茶の時間も考えると、
4時間半くらいしか使えないよね・・・。

・・・。

時間すくなっ!来週の目標、多すぎるかも(笑)
来週になって、やってみればわかるでしょう。

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コメント

赴任一週間目お疲れ様。
また長文の記事もご苦労様。オレなんかがこんな長文の記事書くと支離滅裂になるけど
Kの場合は文章にすることによって、目標や課題を明確にしてる気がするから
そちらで生活する上では大切なことなんだろうね。エライなぁ~ いやホントに。
これから授業とかも始まって、またいろいろと課題が山積するだろうけど
Kのペースでひとつひとつクリアになっていく記事を読むのを楽しみにしてます。
楽しみながら頑張れ!

今読み返すと、かなり長文だったね~(笑)
個人的には、目標や課題があった方が仕事しやすいので。

でも、目標、ころころ変わっちゃうんだよね。
表現が変わっていくだけだけなのかもしれないけど。
マイペースでやっていきたいと思います。

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